DUGAのアフィリエイト紹介のページでは、継続報酬のつくDUGA(APEXアフィリエイトシステム)の特徴について語ってきました。
このページでは、継続報酬のつくDUGAと継続報酬のつかないFANZAで、実際に売上にどれぐらい差がつくかというデータを公開したいと思います。
DUGA・FANZA(DMM)の報酬が発生するパターンはこれだ
まずは基本をおさらいすべく、DUGA・FANZAで報酬が発生するパターンを確認してみましょう。ざっくりと結論だけ述べると下記のようになります。
自分のサイトから会員登録したユーザーは、以後購入したすべての商品の報酬が永久に自分に還元される。ただし、会員登録だけでは報酬は発生しない。
自分のサイトから商品を購入したユーザーは、その一回のみ報酬が発生する。また、会員登録した場合はD友紹介料(1,050円)が発生する。
DUGA(APEX)の報酬発生の仕組みとメリット・デメリット
DUGAのアフィリエイトでは会員登録だけでは報酬が発生せず、「自サイトから登録したユーザーが実際に商品を購入したとき」だけ報酬が発生する仕組みとなっています。
「ユーザーが新規会員登録する」という行動は、「会員登録する動機づけ」の他に「まだそのサイトを利用した事がない人」という条件が加わるため、なかなかハードルの高い行為となります。
そのため、「会員登録だけでは報酬が発生しない」というのはDUGAアフィリエイトのデメリットの一つだと言えるでしょう。
また、既存ユーザー(すでに会員登録済みの人)が自サイト経由で商品を購入したときに報酬が発生しないのも、DUGAの大きなデメリットになります。
他サイトから登録したユーザーがいくら自分のサイト経由で商品を購入しても、他サイト(最初に登録したサイト)にしか還元されないとなると、後発組はいくら宣伝をがんばっても先発組の養分にしかならないように思えます。
それではDUGAアフィリエイトのメリットは何なのかというと、先に説明したデメリットの裏返しで、「最初に自分のサイトから登録したユーザーは、以後の商品購入時の報酬がすべて自分に還元される」という点になります。
つまり、自分のサイトからユーザーを新規会員登録させる事ができれば、以後は何の宣伝をしなくても、たとえサイトを閉鎖したとしても、報酬が発生するシステムになっているのです。
FANZA(DMM)の報酬発生の仕組みとメリット・デメリット
多くのアフィリエイトシステムでは「自サイト経由で商品が購入されると報酬が発生する」仕組みになっていますが、FANZAでは「宣伝していたのと別の商品が購入されると還元率が下がる」パターンや、「報酬が発生しない」パターンが存在します。
この「ダイレクト報酬」と「カテゴリ報酬」についてご説明したいと思います。
まず「ダイレクト報酬」について、これは「宣伝した商品と同じ商品が購入された場合」のみ発生し、還元率は最大35%となっています。
これにユーザーのページ移動が伴い、「宣伝した商品と別の商品(かつ同じカテゴリの商品)が購入された場合」は、カテゴリ報酬となり、還元率は最大10%にまで下がってしまいます。
また、ユーザーのページ移動によりカテゴリ違いの商品となった場合は報酬が発生せず、例えばDVD商品の宣伝リンクを踏んだユーザーが動画商品を購入した場合はカテゴリ報酬としてカウントされず、実際にユーザーが購入してもアフィリエイト報酬はゼロとなってしまいます。
なお、DUGAでは会員の新規登録時に報酬は発生しませんでしたが、FANZA(DMM)では新規ユーザー登録+購入で報酬が発生し、こちらは「D友紹介料」として「1,050円」がアフィリエイターに還元されます。
ただし、報酬が発生する条件は「新規ユーザー登録」だけではなく、「新規ユーザー登録した会員が実際に商品を購入した場合のみ」となり、その際にも商品カテゴリが違うと「D友紹介料」は発生しない事となります。
と、なかなかややこしいシステムになっているのですが、DUGA(APEX)と比較した場合のFANZAのメリット・デメリットは下記のようになります。
- 商品購入時に新規ユーザー登録が伴う場合はD友紹介料(1,050円)が発生する
- 他サイトから会員登録したユーザーでも、自サイト経由で商品購入されれば自分の報酬となる
- 宣伝した商品と別商品が購入された場合は還元率が下がり、カテゴリが違うと報酬が発生しない
- 報酬が発生するタイミングは広告が踏まれた1回のみで、継続報酬は発生しない
DUGAとFANZAのエログちゃんねるでの売上比較
それでは、史上初となるエログちゃんねるでのDUGAとFANZAの売上画面を公開いたします。
売上画面は2021年1月のもので、DUGAの場合はこの画面に会員登録数が表示されていませんが、「151人」が1月の総入会数となっています。DUGAでは会員登録だけでは売上は発生しませんので、151件の入会があっても売上に加算はされません。
一方、FANZAでは「55件」の会員登録(D友獲得)が発生しており、売上に「57,750円」プラスされています。会員登録に限ってみれば、FANZAの方がアフィリエイターにとって有利になっている事がわかります。
次に、作品の売れた件数はDUGAでは「2,156件」となっており、その報酬額は「753,303円」となっています。
FANZAで作品の売れた件数は、(ダイレクト報酬とカテゴリ報酬を合わせて)「1,336件」となっており、その報酬額は「90,667円」となります。
売れた作品件数は1.6倍ほどの差ですが、売上に関しては実に8倍以上DUGAの方が上回る結果となっています。これはひとえに、FANZAの「カテゴリ報酬」がアフィリエイト報酬率を「最大35%」→「最大10%」に引き下げているのが大きな要因だと考えられます。
「ダイレクト報酬」と「カテゴリ報酬」の違いは、先に述べたように「ユーザーのページ移動が伴うかどうか」の違いでしかありません。
どちらもあなたのサイトから購入された作品に違いないのに、例えばとあるAV女優の1作目を紹介していた場合、ダイレクト報酬(最大35%の還元率)になるのは1作目だけで、2作目以降の作品が購入されてもすべてカテゴリ報酬(最大10%の還元率)にしかならないのです。
FANZAのこのシステムがアフィリエイターにとってメリットとなるかデメリットとなるか……は説明するまでもないかと思います。
DUGAとFANZA、あなたのサイトに合ったアフィリエイト先を見極めよう
ここまでご説明してきた通り、エログちゃんねるでは売上にハッキリ差がついているので、FANZA(DMM)よりもDUGAをプッシュしているのですが、運営サイトのジャンルによってはDUGAよりもFANZAを選んだ方が良いケースももちろんあります。
その代表的なジャンルが「AV女優もの」です。
AV女優の紹介がメインならFANZA一択
もしあなたがAV女優の作品紹介をメインにしたサイトを運営されているなら、DUGAよりもFANZA(DMM)の方が確実に稼げると思います。
DUGAにもAV女優作品はありますが、作品数やリリースの速さなどを考えると、とてもFANZAに敵うレベルではありません。
最近はプレステージやマキシング等のメーカーがFANZAから撤退するニュースなどもあり、FANZA一強の時代とは言えなくなっていますが、ユーザー認知度などを考えても、まだまだFANZAが強い事に変わりはないと思います。
マニア作品ならDUGAが優位……とは限らない!?
DUGAと言えばスカトロやSM、痴漢といったマニアックなジャンルが充実しているので、あなたがマニアサイトを運営しているなら、FANZA(DMM)よりもDUGAをおすすめします。
ただし、DUGAのシステムでは「自分のところから会員登録したユーザーは永久的に自分に還元される」事になっていますが、これは「他サイトで登録済みのユーザーがいくら買っても自分に還元されない」という事でもありますので、後発組はかなり不利になります。
特に、マニアジャンルでは老舗サイトが検索での地位を確立していて、すでにユーザーが獲得されている可能性が高いため、売上が上がるまではかなりの期間を要することになると思います。
もしあなたが「なるべく早く報酬を得たい」と考えているなら、DUGAよりもFANZAの方が向いていると言えるでしょう。
まとめ
以上、DUGAとFANZA(DMM)のアフィリエイトの特徴と実際の売上についてご説明してきました。
他のアフィリエイターさんと話していても「FANZAよりもDUGAの方が稼げる」という話は聞いたことがないので、「エログちゃんねるがたまたまDUGAと合ってた」という要因も大きいと思います。
ただ、10年以上アダルトアフィリエイトをやってきて、ようやく最近気づいた点として、「稼げるかどうかはコンテンツも重要だけどアフィリエイトのシステムがもっと重要」という点があります。
具体的には、「継続報酬があるか」「報酬率は30%以上か」という点になります。
どちらか一方でも欠けている場合、そのアフィリエイトの天井は低く、広告費をかけるか大量のリソースを投入でもしない限り、「大して稼げない」という印象があります。
というわけで、DUGAのアフィリエイトで稼ぐのもなかなか茨の道ですが、興味を持たれた方は下記からご登録ください。